20160526
2016年5月26日。
この日は世界が揺れていた。地震かと思ったけど自分だけが揺れていたのかもしれない。強烈ではなくかすかに揺すられる感じ。朝から湿度と気温の協力技でおれの体力ゲージは微減して行きとうとう16時頃に尽きてしまった。本当にこの気持ち悪い空気はなんなんだ。
『それでも町は廻っている』を全て読んだ。ネタバレにはならないと思うけど、自分たちの世界に満足している人、停滞・安定を望む人、変化を望まない人などがどれほど強く願ったとしても、それでも町は廻っていってしまうという意味を込められて付けられたタイトルなのではないかと感じた。だから読んでいてずっと物悲しさを感じていたのはそこからだろう。流れていくものを止められないやりきれない思いか。
あとはワールドトリガーのオフィシャルデータブックを読んでいた。内容が濃密過ぎて全然読み終わらないが、かなり満足している。本編が進みキャラが成長するにつれてこの設定も死んでいくのかもしれないけれど、今後の期待と想像を裏切るものでないことは確かだ。
いつの間にか課題も出ていたみたいだ、やってしまわないと。受験勉強というものも、人生で初めてやってみているけれど、未だにどうも勝手が分からなく、どうしたものかな。人間を叩きのめすためには必要な一手だから不安も悩みもないけれど、焦燥感はかなりある。心に余裕のない人間が人の上に立ち続けることが無理だと分かっていても、初めての経験がいつもドキドキわくわくを伴うとは限らないみたいだ。