記憶が消えた話
ベッドで寝転がりながら夜中パソコンをやっている自分を思い描いていたら(なぜそんなことを考えていたのかは分からないが)いきなり画面が消えて自分の背後が見えた。
何か黒い影がそこにあるような気がしてとても緊張した空気。
何故か自分は動くことができなくなってその影を画面越しに見ているだけ。
その影はおれの方へ動いてきておれに何か(思い出せない)をしてきた。
おれは視界と頭の中が真っ暗になり何も考えることができず、激しい耳鳴りも始まった。
正直な話、死ぬかと思ったけど走馬灯も何も感じない。
多分数秒後だけど、自分がどこにいるのかわからなくなった。
背中に感じていたベッドの感触もない。
とてつもなく恐ろしい気分を味わったけどおぼろげにしか思い出せない。
目の前がチカチカして気持ちが悪い。
吐きそうな気分と体中から汗が流れている感じ。
精神が消えるかと思った。
短時間で膨大な量のストレスを感じると記憶が曖昧になることが分かった。
テスト期間で暗記した無駄な知識を忘れるには良さそうだけど行き過ぎて精神が崩壊したら元も子もないので次はコントロール出来るようになりたい。
調べてみたら長期間のストレスを感じていたら記憶障害に陥るらしいけど、たった一瞬の感覚で記憶が消えることもあるのかな。